英語のインプットには教科書や市販の教材でじっくり学ぶ精読・精聴に加えて、たくさんの量をこなす多読・多聴が重要です。
しかし、多読・多聴のために、その都度教材を購入すると費用がかさんでしまいます。そこでインターネットに目を向けてみましょう。
インターネット上のコンテンツの約61%が英語であるという調査(2021年時点)から、インターネットは多読・多聴教材の宝庫であることがわかります。
それでは、その膨大な英語の中から一般の検索エンジンを使って学習に役立つコンテンツを見つけ出すことを考えてみます。おそらくはとても手間のかかる作業でしょう。
試しにGoogleで「英語 音声 教材 無料」といったキーワードで検索してみると、インターネット上の英語学習サービスを紹介するページなどが結果として表示されるはずです。
その検索結果の中の一つから、さらに英語学習サービスのサイトへリンクをたどっていく。めぼしい教材が見つからなかったので、もとのページに戻って、別の記事をチェックする。
そのような作業を繰り返して、やっと自分の求めていた教材が見つかったときには相当の時間を費やしていることでしょう。
では、できるだけ教材探しに時間をかけずに英語学習に集中するためにはどうしたらよいでしょうか?
簡単に学習素材を探せる検索サイトが無いだろうか?
例えば、この「日本のおにぎり」に関する英文スクリプト・音声付きの記事を見つけたいとしましょう。
このようなページをGoogleなどの一般的な検索エンジンで探そうとすると、学習素材以外のノイズが検索結果に表示されてしまって、目的ページにたどり着くまでに手間ががかります。
現状では英語学習素材をピンポイントで検索できるサイトは存在しないと言ってよいでしょう。
それならば、専用サイトを作れば需要があるのではないかと考えました。
立ち上げるサービスの形式を英語学習素材専用検索エンジンに決定し、英語学習者が学習素材を選ぶ際に必要な項目を洗い出しました。
・米語、イギリス英語などの区分
・英語の難易度
・音声・動画の有無
・日本語訳(日本語版)の有無
・単語数
以上の点を盛り込んだ検索エンジンの開発に取り掛かりました。
基本的には英語学習者が教材として利用できる、という点を一番に考えました。したがって、検索対象を
①音声または動画コンテンツにおいて、それに対応する英文スクリプト(transcript)が存在するページ
②英文記事のうち、音声または動画が存在しないが日本語訳(日本語版)が存在するページ
③以上に加えて、完全に無料で使用できるページ
に限定しました。
また、原則的に英文スクリプトや英文記事の中からのみ検索することとした。
英語で書かれたページであれば何でも検索結果に表示してしまうと、一般的な検索エンジンと変わりません。
したがって、いくら素晴らしい内容のサイトであっても上記の条件に当てはまらないサイトは検索範囲から除外しました。
ハリウッド映画が好きなのでアメリカ英語で学びたい、オーストラリアに留学する予定なのでオーストラリア訛りの英語に慣れたい、などの需要を想定して
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア英語などの分類を明示することにしました。
TOEICテスト対策で特定の国の発音を集中的にリスニングしたいという要望にも応えられるでしょう。
ただし、ページによっては話者が複数いたり、ゲストの話者の国籍が不明などの場合、必ずしも正確でない場合があります。
中学校レベルの文法なら大体理解している、というレベルの学習者であればNitehinaサーチを活用できるでしょう。
もし自分の英語力に不安があればメインの学習に市販の参考書を用いて、副教材として並行して本サービスを利用しましょう。
主に多読・多聴用教材を探すことに適しています。まずは自分の興味のある分野だけにしぼって、集中的に学習するのがよいでしょう。
学習を続けていくと、同じ専門用語や英語表現を何度も目にすることに気づきます。さらに自分の好みに合った教材であれば、自ずと記憶に残りやすくなります。